大学に通う人なら一度は聞いたことがあると思います。
「ピ逃げ」「代返」
もしもバレてしまったらどうなるのでしょうか。
この記事ではバレてしまった場合の処罰や、そもそも「ピ逃げ」「代返」とは一体何なのかについてまとめ解説していきます。
この記事で分かること
- 「ピ逃げ」「代返」とは一体何なのか
- バレてしまったら単位は剥奪されるのか
- バレてしまった際の対処法
- 停学や退学のおそれはあるのか
それでは解説していきます。
「ピ逃げ」「代返」とは
まず初めに、ピ逃げ、代返とは何なのかについての解説を行います。
ピ逃げとは
ピ逃げとは、大学の講義の出席確認時に行われるICカードでの出席確認で、「ピッ」とカードリーダーにかざして出席にしたら、授業は受けずにそのまま帰ることを言います。
「ピ」の字はカードリーダーにかざした際になる効果音のことを指しています。
代返とは
代返とは、出席確認の際に「代わりに返事」をする。の略で「代返」と呼ばれています。
つまりこれは、講義の出欠確認の際に自分以外の代理の人 (友人など)に頼んで、欠席者の代わりに返事をする、ということです。
もちろん上記の行為は、立派な不正行為となります。
もしもバレてしまったら単位は剥奪されるのか
では、もしもこのような不正行為がバレてしまったら単位は剥奪されてしまうのでしょうか。
それとも怒られるだけで処罰はないのか・・・
気になりますよね。
不正が発覚した際の対応は教授によって様々
実のところ、ピ逃げや代返がバレてしまった際の対応は、教授によって様々です。
しかし、基本は不正が発覚した講義の単位は取れない、と考えて良いでしょう。
①学期の単位がすべて剥奪
最悪の場合として考えられる処罰は、
教授がその学生の所属する学科の学科長へと報告し、その学期の単位がすべて剥奪となることです。
例えば前学期に不正行為が発覚した場合、前学期に所得するはずだった単位をすべて剥奪される、ということです。
②1年分の単位が剥奪
大学や、不正行為が発覚した時期によっては、1年分の単位が剥奪される可能性があります。
特に後期に不正行為が発覚してしまったら、所得していた前期の単位も合わせて剥奪となる可能性があります。
後期にはあまり変なことに手は出さないほうがいいでしょう。
ピ逃げがバレてしまったら退学や停学の可能性はあるのか?
ピ逃げや代返がバレてしまったら、退学や停学にはなるのか気になりますよね。
調査してみたところ、
基本的に退学処分となる大学は無い
ということがわかりました。
ピ逃げや代返は不正行為ではあるものの、退学処分とまではいかないようですね。
停学の可能性も低い
基本的に、ピ逃げや代返の不正行為が発覚しても、停学処分になったという実例はあまり挙げられていませんでした。
しかし、
現に法政大学などは不正行為に対する処罰を明記しており、ピ逃げ(代返)行為がバレた場合は1ヶ月未満の停学にすると書いてあります。
https://future-country-life.com/univ-pinige/
とのことで、大学によってはあらかじめルールとして決まっている所もあるようです。
もし気になるのなら自分の大学のホームページから確認してみてもいいかもしれませんね。
ピ逃げがバレてしまった際の対処法
ピ逃げがバレてしまった際の対処法は、
教授に素直に謝る!
これにつきます。
もちろん謝罪の際はメールではなく、直接対面での謝罪です。
教授も人間なので、土下座する勢いで謝罪をしたら、もしかしたら単位剥奪から欠席扱いとして見逃してくれるかもしれません。
まとめ
今回は、ピ逃げや代返がバレてしまった際の処分についてまとめていきました。
結論としては、基本的に退学や停学になる可能性は少ないと考えられます。
一番は、そもそも不正行為をしないこと!ですね。
ではまた
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